金利は上がるのか下がるのか

融資

不動産での資産活用をされている方であれば
一度は金利の上昇リスクを考えたことはあるかと思います。

個人的に今の円安はファンダメンタル的に考えても異常だと思ってます。

FX
や株をされている方であれば現状の相場を見ているとスイングでの取引に少々抵抗感もあるのではないでしょうか。

僕はもっぱらスキャルで1分から10分程度しかポジション持たない手法ですが...

さてさて、めちゃくちゃトレード話になってしまいましたが不動産に関わる話題に移しましょう。

不動産での資産活用をする場合ほぼ確実と言っていいほど融資が必須になると思います。

年間のキャッシュフローに直結する金利や融資年数。
この中でも今回は金利に着目したコラムを書きたいと思います。

今後、僕の予想では円高に振れていくと考えています。
ファンダメンタル的にも終わりは近いと思いますが予想としてはファンダメンタルとは別です。

コロナにより補助金を出しまくり金融緩和も行い融資も出しまくりました。

融資を受けてもらうためには金利が低いという有利な条件を付けなければ不景気な時代には適しません。

銀行の主な利益は金利になるためお金を貸し付けることによるものです。

現状の国債の長期貸付金利は調べてみたところR4.11月時点で10年国債金利は0.2%台です。

銀行の融資金の調達元が国債というのもあります。
(表現難しいから誤解生んだらごめんなさい)

この国債にキャップレートを設定して金利の上乗せをすることで利益を得るのが銀行の主な利益になることが多いです。
(もちろん国債以外から調達することも多いです)

単純にこの国債の長期金利があがった場合は銀行の利ザヤが下がります。

そうなるとみなさんが支払わなければいけない金利が上昇する。
ということになります。

物の売り買いでイメージすると分かりやすいですが今まで100円で仕入れられていたから150円でスーパーで買えていた。
でも、120円じゃないと仕入れられないとなると170円でスーパーに並ぶようになるといった感じですね。

世界的に見ても現在、先進国の中で日本は異常な低金利です。

金融緩和がここまでの期間続くというのも異常であることと補助金を出しまくったことを鑑みても金融緩和は終わると思っています。

金融緩和が終わる=現金の量が減る
という意味合いになるので
相対的に円の価値があがり円高に振れるのではないかと思っています。

金融緩和が終われば必然的に金利もあがることになるのではないかと考察しています。

今回のコラムについては僕の知識からの考察になるので確実ではありません。
一つの検討材料としてお考えいただければと思います。